豪雨災害への対策はされていますか?
この夏、弊社のある中国地方でも線状降水帯の発生などで大雨被害はありましたが、全国的にも洪水被害が頻発しています。
もう、ピークは過ぎたとも思われますが、今後ますます命を守る行動の必要性が高まりますので、今一度、自らできる対策や心構えを確認しておきましょう。
さて、豪雨災害の中でも、最近、特に注意喚起が叫ばれる線状降水帯は、線状に次々と発生する積乱雲により、局地的豪雨をもたらすもので、この夏は、全国的に大規模災害となり、その被害が深刻化する状況となっています。
中でも、1 時間の降水量が 50 ミリ以上の「非常に激しい雨」が長時間続き、河川や排水機能が限界を超えるケースが顕著になってきています。これにより、アンダーパスや道路上、排水路、そして住宅内など、広範な浸水被害や土砂災害をもたらしています。
このため、一人ひとりが自分や家族を守るため、防災対策に関する情報感度を高めていく必要があります。
今年 5 月には、「新・防災気象情報」の運用が開始され、警戒レベルの段階が変更されました。 中でも、留意すべきことは、警戒レベル 5「緊急安全確保」の段階では、既に安全な避難ができず、命が危険な状況であるため、必ず警戒レベル 4「避難指示」までに避難することを常に念頭に置いておく必要があるという
ことです。
特に、この夏の千葉県などの被害が示しているように、線状降水帯が発生し長時間同じ地域で発生し続けると、一気に状況が悪化するため、刻々と変わる警報レベルを把握しながら「早めの段階的な避難行動」が、命を左右する行動であることを心にとめておきましょう。
そのためにも、大雨の予報があるときは、いつ線状降水帯が発生しても情報を逃さないよう、テレビやラジオ、インターネット、サイレンなどの「避難情報等」に留意することが重要です。また、いざという時に慌てないように、前もって避難場所や避難経路を確認しておくと安心です。
そして、最近の重要注意喚起事項としてあげられるのが、アンダーパスでの自動車の水没事故です。これについては、まず、大雨の時には自動車の運転を控え、自動車を高台など退避させておくことなどの対策も積極的に行います。
そのうえで、
① 大雨時は水深が浅く見えても「絶対に侵入しない」を徹底
② 大雨予報時はアンダーパスを避ける事前ルート選定を行う
③ 大雨時の夜間は自家用車の運転を極力控える
④ 自動車のマフラーよりも高い水位になった場合は自動車から退避する
⑤ 脱出用ハンマーを自動車に携行しておく。
⑥ 脱出用ハンマーがなくて閉じ込められた場合、車内の上部まで水位が上がった段階で外との水位差が和らぐので、その段階で脱出する
これからは、いつどこで洪水被害に遭遇するかわかりません。
今一度、豪雨災害時の命を守る行動を、自らのこととして確認してみましょう。



